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​日記抜粋

淡河八幡神社 「御弓神事」 地域で育む心

 

 

 

動画は、2013年の「禊」の風景です。

 

 

 

今年も恒例の「御弓神事」が執り行われます。

「御弓神事」に携わり、現在まで30数年指導者として地域の青年や子ども達に伝えてまいりました。

私の地元(三木市志染町三津田)は戸田も含めて神戸市北区にある淡河八幡神社の氏子で、

従来は毎年2月11日(紀元節)に稽古始めを行い、2月17日(紀元祭)に本番を迎えます。

その年の無病息災・五穀豊穣を祈念するものです。

 

本番前日の16日には厳寒の不動渓谷に褌をしめて射手を務める青年達と共に翌日に備える為に身を清め「みそぎ」

を行います。

 

最近は、時代の流れもあり建国記念日の2月11日に「御弓神事」を行います。

今年の稽古始は2月4日。

年番区(担当の地区)は神戸市北区淡河町の野瀬地区・神田地区・御影地区の方々

が担当され、神事を行う奉仕者(青年6人・児童4人)が選出され稽古初めに臨みました。

 

4日の稽古始から10日の場均し(予行)まで、休みなく作法の指導をさせて頂き、青年達もそれに応えようと

一生懸命に取り組んでくれます。

今年の奉仕者は、高校一年生1人・高校三年生3人が射手として取り組んでくれており、中学校でも同級生や先輩後輩

の間柄で、仲良く真面目に頑張ってくれています。

 

奉仕者(青年達)の人柄はとても爽やかで、私の指導を素直に受け入れる様は、其々の御家庭で育まれ、

そして更に地域で育まれたものだと感じています。

 

地域の世話役である区長さん方は、青年達を盛り立てようと裏方に徹し、青年達はそれに応えようと「場均し」

「本番」に臨む、それを次の世代に送る。

 

地域のその取り組みが連綿と800有余年。

 

大事に次世代に伝えていきたいものです。

 

10日(場均し)12:00~、淡河八幡神社弓道場にて開始

同日15:00~勝雄不動渓谷にて「禊」

 

11日「御弓神事」12:00~

同日15時前後~青年達による「餅まき」

 

緊張した面持ちで二人一組になり30分~40分の作法を行う青年達が

緊張から解き放たれた顔で、満面の笑みになり「餅まき」を行いますので、

是非、お越し頂ければと思います。(前日の渓谷での禊についてもご関心があればお越しくださいませ。)

上記、お問合せは、淡河八幡神社 TEL 078-959-0436

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